5分でわかるヨットの知識シリーズ #3 ウェザー・ヘルムとヒール

By | 2018/01/04

ヨットに乗っていて、風速が上がってくるとヘルムが重くなることってありませんか?
色々な要因がありますが、今回はヒールとウェザー・ヘルムの関係に焦点を当ててみましょう。

ヨットの推進力の源は、セールですよね

op_sailforce

そのセールは船体の上についているため、実際の推力(前進力)を発生する点(着力点)は、船体からかなり上のポイントになります。
これを頭に入れておいて、ヨットを上からな眺めた図でヒールあり、ヒールなしの状態を比べてみましょう。

ヒールのない場合、着力点はほぼ真ん中にあるため、風上に切りあがるようなモーメントは発生しないですが、艇がヒールを始めると、着力点は船体からの高さの分だけ、横に張り出すような形になり、推力を出せば出すほど、船体を風上に回すような、ウェザーヘルムを生み出すことになります。

weatherhelm

ヒールしすぎると、ウエザーヘルムが強くなり過ぎ、それを補正するためにラダーをいっぱい切らなければならなくなり、船もスピードが出しにくくなるという訳です。