NorthSails Japan製が男子1-6位、女子1-10位獲得
2021年の470級世界選手権がポルトガル、ビラモウラにて終了しました。
世界的なコロナ渦の中、一時は開催が危ぶまれた大会でしたが、予定されていた全11レース+メダルレースが無事に完了しました。
レース期間中は終始、強弱と振れの激しい陸風が吹き続け、目まぐるしく順位が入れ替わる、とてもシビアなレースが展開されました。
中でも最終日のメダルレースは、最終レグまで優勝の行方のわからない、とても見応えのあるレースとなり、男子はスウェーデン、女子はスペインがそれぞれ初優勝を達成しました。
NorthSails Japan製のセールは今大会で、男子は1、2、3、4、5、6、10位。女子は成績TOP10を独占、今回から併催されているMixクラスでも10チーム中7チームでNorthSails Japan製が使用され、不安定なコンディション下でもそのパフォーマンスの高さを証明すると同時に、
東京五輪を目前に控えた選手たちの、信頼を改めて得る事が出来た大会だったと言えます。
全てのセールはNorthSails Japanで開発、製造されたセールです。
また、日本からは吉田・吉岡組が昨今のコロナ渦の中、大事を取って欠場。
男子の岡田・外園組のみが出場し、メダルレース進出は成りませんでしたが、1年以上、国際大会が開催されていない中での久々の腕試しはとても貴重な機会となったようで、五輪本番に向け、調整に余念がありません。
今回の世界選手権は、東京五輪の国枠をかけて戦う選手や、国内の代表選考の為に戦う選手、純粋に世界一を目指して戦う選手など、様々な想いが交錯する中で行われた貴重な大会でした。